学習・あそび

設定

学習・あそび

遊び方と説明

誕生日のパラドックス

放課後の教室のミニチュア。生徒が1人ずつ入ってきて、壁の誕生日カレンダーに自分の誕生日のピンを刺します。同じ日に2本目が刺さったら「同じ誕生日」。何人のクラスなら、半分以上の確率で同じ誕生日の2人がいると思いますか? 教室をぐるっと回りこんだり、机の上や教室の中の小物をさわったりもできます。

このクラスの誕生日

クラスをつくると、みんなの誕生日がここに日付の順で並びます。

23人で半分をこえるのはなぜ?

23人いると、「2人の組み合わせ」は 23×22÷2=253組 もあります。 1組ずつ見れば同じ誕生日になる確率は365分の1と小さくても、253組もあれば 「どれか1組はぶつかる」確率はぐっと高くなり、およそ50.7%になります。

クラスの人数

23人
あなたの誕生日

誕生日はこのブラウザの中だけで使い、どこにも送りません。2月29日生まれの人は、カレンダーにマスがないので2月28日として入ります。

これまでの記録

人数クラス同じ誕生日が
いたクラス
割合理論値

「100クラスやってみる」の分もふくみます。たくさんつくるほど、割合は理論値に近づきます(大数の法則)。

確率のカーブ

23人のクラスなら…
50.7%
の確率で「同じ誕生日の2人」がいる

2つの確率をくらべる

だれか2人が同じ誕生日
=このパラドックス
50.7%
「自分」と同じ誕生日の人がいる
=よくある勘違い
5.9%

同じ人数でも、数える対象が違うと確率は大きく変わります。パラドックスは「だれとだれでもいい」ので確率が高くなります。

人数ごとの理論値

人数2人の組だれか2人が同じ自分と同じ

まとめて試す(1万クラスまで)

コンピュータが、いまの人数(23人)のクラスを一気につくって、同じ誕生日の2人がいたクラスを数えます。回数を増やすほど、理論値に近づきます。

同じ誕生日がいたクラス
−
0 / 0 クラス
理論値(計算)
50.7%
クラスが多いほど近づく

TROPHIES 0 / 0

    トロフィーは、このブラウザに保存されます。

    「自分と同じ」と「だれか2人が同じ」はまったくの別物

    誕生日のパラドックスがふしぎに感じるのは、多くの人が頭の中で 「自分と同じ誕生日の人がいる確率」を思いうかべてしまうからです。 でも本当に数えているのは「だれとだれでもいいから、同じ誕生日の組がいる確率」。 この2つはまるで違います。

    🙋 自分と同じ誕生日の人がいる?
    わたし ↔ ほかの22人
    くらべる組は 22組 だけ
    23人で約 6%
    👥 だれか2人が同じ誕生日?
    …すべての2人の組
    くらべる組は 253組 もある
    23人で約 50.7%

    23人のクラスでできる「2人の組み合わせ」は、 23×22÷2=253組もあります。 1組ずつ見れば同じ誕生日になる確率は小さくても、253組も見れば 「どれか1組はぶつかる」確率はぐっと高くなり、およそ50.7%になるのです。 いっぽう「自分」を相手にする組は22組しかないので、確率は約6%どまり。 この差が、パラドックス(直感とのズレ)の正体です。

    使い方

    遊び方

    • クラスをつくる:舞台の下の「−・+」で人数(2〜60人)を決めて「クラスをつくる」を押すと、生徒が戸から1人ずつ入ってきて、壁の誕生日カレンダーの自分の誕生日にピンを刺し、席に着きます。同じ日に2本目のピンが刺さると、ピンが光って「同じ誕生日!」。人数の数字を押すと、10・23・40・60人を順に選べます。
    • 100クラスやってみる:同じ人数のクラスを早回しで100回入れかえて、「同じ誕生日の2人がいたクラス」の割合を黒板の棒グラフに出します。白い線(理論値)にどれくらい近づくか見てみよう。
    • あなたも入る:下の「クラスの人数」で自分の誕生日を入れると、金色の服の「あなた」がクラスに加わります。「あなたと同じ誕生日の子」はめったにいないのに、「だれか2人が同じ」はよく起きる、というちがいを確かめられます。
    • 詳しくモード:人数と確率のカーブ、「自分と同じ誕生日」との比較、人数ごとの理論値の表、1万クラスまでの一気試行があります。
    • 視点を動かす:背景を横にドラッグすると回りこめます(裏側まで)。上下にドラッグすると視点の高さが変わり、机の下ものぞけます。ピンチやCtrl(⌘)+ホイールで寄れます。背景をダブルクリック(ダブルタップ)すると元の視点に戻ります。
    • 教室と机の上の小物:生徒の人形をつつくと誕生日を教えてくれます。時計・出席簿・掃除用具入れ・電気のスイッチ、机の上の誕生日ケーキ・地球儀・紙飛行機も、さわると反応します。ケーキ・地球儀・紙飛行機はドラッグで動かせます。
    • キーボード:舞台を選んだ状態で、Enterキーでクラスをつくる、左右の矢印キーで人数を1人ずつ変えられます。

    計算のしかた(理論値)

    「同じ誕生日の2人がいる確率」は、まず「だれも重ならない確率」を求めて、1から引くと計算できます。 1人目はどの日でもよく、2人目が1人目と違う確率は 364/365、3人目がその2人と違う確率は 363/365 …と、 人数ぶんだけ順にかけていきます。n人なら 「重ならない確率」= (365/365)×(364/365)×…×((365−n+1)/365)。 これを1から引いたものが「同じ誕生日の2人がいる確率」です。1年を365日として、うるう年は計算に入れていません。 10人で約11.7%、23人で約50.7%、40人で約89.1%、60人で約99.4%になります。

    実験のすすめ方(自由研究のヒント)

    1. 詳しくモードの「人数ごとの理論値」を見て、10人・23人・40人・60人のときの確率を表に書き写します。
    2. 舞台で23人のクラスを10回つくり、同じ誕生日の2人がいた回数を数えます(バラつくはずです)。
    3. つぎに「100クラスやってみる」や詳しくモードの「1万クラス」で、「同じ誕生日がいたクラスの割合」を記録します。回数を増やすほど理論値に近づくことをまとめます。これは確率の「大数の法則」とつながっています。
    4. 「あなたも入る」で、自分と同じ誕生日の子が出た回数も数えてみましょう。「自分と同じ」と「だれか2人が同じ」で、どれくらいちがうでしょう?

    よくある質問

    なぜ23人で50%を超えるのですか? 少なすぎる気がします。
    多くの人は「自分と同じ誕生日の人がいる確率」を思いうかべて、少なすぎると感じます。でもこの問題が数えているのは『だれか2人の組み合わせ』が同じかどうかです。23人いると、2人の組み合わせは253通りもあります。組み合わせの数がぐんと多いので、そのうちどれか1組がぶつかる確率は思ったより高く、23人でおよそ50.7%になります。
    「自分と同じ誕生日の人がいる確率」とはどう違うのですか?
    まったく別の問題です。『自分と同じ』は、あなた1人を相手に他の人が合うかどうかを数えます。23人(自分以外22人)でも約6%しかありません。半分をこえるには253人ほど必要です。いっぽうパラドックスの方は『だれとだれでもいいから同じ組がいるか』なので、組み合わせが一気に増え、23人で50%を超えます。「あなたも入る」にすると、金色の服の「あなた」がクラスに加わり、2つのちがいを教室で確かめられます。
    生徒の誕生日は、本当にランダムに決めていますか?
    はい。1人ずつ、365日のどの日も同じ確率(365分の1)になる乱数で決めています。同じ誕生日が出やすくなるような誘導はしていません。オープニングの教室も同じ乱数で、同じ誕生日の2人が出るまで生徒が入ってきます。人数ごとに1万クラスずつ試して、計算した確率(理論値)とずれがないことも確かめています。
    うるう年(2月29日)は計算に入っていますか?
    入れていません。このツールは1年を365日として、どの日も同じ確率で生まれると考えて計算しています。カレンダーの2月29日は灰色のマスになっています。実際には2月29日生まれの人は少なく、また誕生日には季節のかたよりもあるため、本当の確率はこの計算よりほんの少しだけ高くなります。学習用としてはこの365日均等の計算で十分です。
    自由研究や授業で使ってもいいですか?
    はい、ご自由にお使いください。人数を変えてクラスをつくり、同じ誕生日の2人がいたかどうかを記録したり、「100クラスやってみる」や詳しくモードの「1万クラス」で実際の割合が理論値に近づくことを表やグラフにまとめたりすると、そのまま確率の自由研究になります。中学・高校の数学(場合の数・確率)の題材にもぴったりで、インストール不要でブラウザだけで動きます。
    3Dが表示されません。
    このページはWebGLという仕組みで3Dを描いています。古いブラウザや、WebGLが切ってある端末では表示できません。ブラウザを最新にするか、別の端末でお試しください。下の「詳しく」モードの確率のカーブと1万クラスの試行は、3Dが使えなくても動きます。