- 月の形が変わるのは、地球の影のせいですか?
- いいえ、それはよくある間違いです。ふだんの満ち欠けは「地球の影」とは関係ありません。月は自分では光っておらず、太陽の光が当たった半分だけが明るく見えます。月が地球の周りを回ると、地球から見える『明るい半分の向き』が少しずつ変わるので、形が変わって見えるのです。地球の影が月にかかるのは「月食(げっしょく)」という別のできごとで、満月のときにたまに起こります。このページの「影を見る」をオンにすると、月食の位置も確かめられます。
- 月はなぜ東からのぼって、南を通り、西にしずむのですか?
- 地球が1日に1回、西から東へ回っている(自転している)からです。地球の上に立つ私たちからは、太陽も月も星も、反対の向き=東から西へ動いていくように見えます。日本では、月は東の地平線からのぼり、南の空でいちばん高くなり、西の地平線にしずみます。宇宙の視点で時刻を動かすと、地球の上の子どもが地球ごと回るようすが見られます。
- 月の形と、見える時刻・方角には関係がありますか?
- あります。月の形は太陽と月の位置関係で決まるので、見える時刻と方角も形ごとにだいたい決まっています。三日月は夕方の西の空の低いところ、上弦の月(右半分)は夕方に南の空、満月は夕方に東からのぼって真夜中に南の空、下弦の月(左半分)は明け方に南の空、細い有明の月は明け方の東の空に見えます。時刻のボタンと「1時間ごとの月の位置」で確かめられます。
- 昼間に月が見えることがあるのはなぜですか?
- 月は夜だけ出ているわけではなく、1日のうち約半分は地平線の上にあります。上弦の月なら昼すぎに東の空からのぼるので、青空の中に白い半月が見えます。下弦の月は朝の西の空に残ります。満月のころは、昼間は地平線の下にあるので見えません。
- 月齢(げつれい)ってなんですか?
- 新月(見えない月)を0として、そこから何日たったかを表す数字です。このツールでは、日本の旧暦(きゅうれき)の各月のはじまりの日=新月(朔・さく)を基準にして、そこからの日数を月齢としています。だいたい月齢0で新月、7〜8で上弦(右半分)、15前後で満月、22ごろで下弦(左半分)になり、約29.5日で新月にもどります。
- 上弦・下弦・満月の名前は正確ですか?
- 月の名前は月齢のおよその目安として表示しています。上弦や下弦、満月になる正確な『瞬間』は時こくまで決まりますが、このツールでは1日ごとの月齢で『およそこの名前の月』として案内しています。ぴったりの日と1日ずれることもあるので、名前は目安として見てください。
- 表示できる期間はいつまでですか?
- このツールは検証ずみの旧暦データ(2024年〜2031年ごろ)を使って月齢を出しています。データのない期間の日付を選ぶと「この期間は表示できません」と正直にお知らせします。うろ覚えの計算で無理に数字を出さないための決まりです。
- 自由研究や授業で使ってもいいですか?
- はい、ご自由にお使いください。日付を1日ずつ進めて形が変わるようすを記録したり、月を動かしてから子どもの目線に飛んで「どう見えるか」を予想したりすると、そのまま理科の学習・自由研究になります。教室で電気スタンドとボールを使う実験と同じことを、画面の上で何度でも試せます。インストール不要でブラウザだけで動きます。
- 3Dが表示されません。
- このページはWebGLという仕組みで3Dを描いています。古いブラウザや、WebGLが切ってある端末では表示できません。その場合でも、下の「きょうの月」で日付ごとの月の形・月齢・名前は見られます。