きょうの星空とは?
「きょうの星空」は、ページを開いた瞬間にいまこの時刻・この街の空を映す星座早見です。
暗い部屋の机に置いた小さなプラネタリウム投影機が、天井のドームに星を映します。
ドームのふちが地平線、まん中が頭の真上(天頂)です。見回すと、東西南北どの方角の空も見られます。
下の全天図は、同じ空を天頂を中心にした丸い図にまとめたものです。
円のふちが地平線、円の中心が頭の真上で、まわりの 北・東・南・西 が方角です。
東と西が地図と逆になっているのは、空を見あげたときの向きに合わせているためです。
使い方
- 見回す:ドームをドラッグすると、見る向きが変わります(スマホは1本指で横に、2本指で上下と拡大)。トラックパッドのピンチや Ctrl(⌘)+ホイールで寄れます。ダブルクリック(ダブルタップ)で元の向きに戻ります。
- 星をタップ:星をタップすると、名前・方角・高さが左下に出ます。「いま見やすい星」のボタンを押すと、その星のほうを向きます。もう一度タップするか「×」で選ぶのをやめられます。
- 早送り:星が東からのぼって西へしずみ、北の空では北極星のまわりを回るようすが見られます。明るい星は、通ったあとに光の線を残します。「−1時間」「+1時間」「今夜21時」「いま」でも時刻を変えられます。
- 街をえらぶ:左上の場所から、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇の8つを選べます。北へ行くほど北極星が高く、南へ行くほど南の星がよく見えます。
- 全天図:日付や時刻のスライダー、「星を探す」、星座線・星座の名前・漢字・1等星の名前の切りかえは、下の全天図にあります。ここで変えると、ドームの空も同じように変わります。日づけスライダーは前後半年ぶん動きます。同じ時刻で日づけだけ進めると、星空がゆっくり西へずれていくのがわかります(1か月でおよそ2時間ぶん)。
- 机の上の小物:ランプ・赤い懐中電灯・星座早見盤・天体望遠鏡・ホットココアは、クリック(タップ)すると反応します。ココアと懐中電灯はドラッグで動かせます。部屋のどこかに、ちょっとしたしかけもあります。
全天図の「星空に集中」で、星図を画面いっぱいに広げられます。戻るボタン、または Escape キーで戻ります。「いま見やすい星」は、選んだ場所・日時の空から、地平線より15度以上高い明るい恒星を選んでいます。天気・建物・街あかりによる見え方は考慮していません。
計算はこの端末内で行います。選んだ街と表示設定、トロフィーだけを端末に保存します。
紙の早見盤もあります
外に出て空を見るときは、画面の明かりがまぶしくて目が慣れません。
星座早見盤メーカーならA4の紙2枚を印刷して組み立てるだけで、
電池も電波もいらない回転式の星座早見盤ができます。赤いライトで照らせば目も慣れたまま。
画面で予習して、紙を持って外へ、という使い方がおすすめです。
のっている星と星座
恒星は4.0等星まで519個。
星座線は日本から見やすい26星座・171本。
名前のつく1等星は16個(日本からほとんど見えないアケルナル・ケンタウルス座αなどは入れていません)。
星の大きさは明るさをあらわしていて、大きい丸ほど明るい星です。
春 おおぐま座(北斗七星)・しし座(ししの大がま)・おとめ座・うしかい座(ネクタイ形)・からす座
夏 こと座・わし座・はくちょう座(北十字)・さそり座・いて座(南斗六星(ティーポット))・へびつかい座・かんむり座
秋 ペガスス座(秋の四辺形)・アンドロメダ座・ペルセウス座・おひつじ座
冬 オリオン座(三つ星)・おうし座(ヒアデスのV字)・ふたご座・ぎょしゃ座(五角形)・おおいぬ座・こいぬ座・うさぎ座
一年じゅう カシオペヤ座(W(M)の形)・ケフェウス座(家の形)・りゅう座
データの出どころとライセンス(先生・保護者の方へ)
星の位置(赤経・赤緯/分点 J2000.0)と明るさは、
d3-celestial
の恒星カタログ(BSD 3-Clause・Copyright (c) 2015, Olaf Frohn/もとは Hipparcos・Yale Bright Star Catalogue)を、
4.0等以下にしぼって機械変換だけで取り込んだものです。
ライセンス全文はリポジトリ内(src/data/hoshizora/LICENSE-d3-celestial.txt)に同梱しています。
いっぽう星座線(星と星の結び方)は temoto.app で1本ずつ自前に定義しました。
星座の結び方には唯一の正解がなく、公開されている星座線データセットには強い条項のライセンスが
付いているものがあるためで、既存データセットからの転記はしていません。
定義したあとに、すべての線分の両端が実在すること・線の長さが20度以内であること・
使っている星がその星座のもの(ぎょしゃ座とペガスス座だけは、古くからの描き方どおりに
となりの星座の星を共有)であることを機械チェックしています。
街の緯度・経度は各都道府県庁所在地の公表値(度・分)です。
時刻から星の位置を出す計算はグリニッジ平均恒星時の標準式で、
J2000.0(2000年1月1日12時UT で 18.697374558時)のアンカーと、
まったく別の式による独立実装との1年ぶん全日・毎時の突き合わせを
tools/verify-hoshizora.mjs が毎回検査しています。
ドームの星・全天図・机の上の早見盤は、すべて同じ計算(public/hoshizora/astro-core.js)から出しています。
正直な注意
- 惑星・月・人工衛星は表示していません。恒星だけの星図です。
- 星の位置は分点 J2000.0 のものです。歳差のぶん、いまの空とはわずかにずれます(見た目でわかる大きさではありません)。
- 大気による浮き上がり(大気差)や、山・建物でかくれる低い空は考えていません。地平線ぎりぎりの星は実際には見えないことが多いです(ドームのふちの家並みや木の影絵は、その目印です)。
- 星座線は「この星とこの星を結ぶと形になる」という目印で、空に線が引いてあるわけではありません。結び方は本によってちがいます。
- 机の下の箱から出る流れ星だけは、本物の空の計算ではない演出です。本物の流れ星は、いつ・どこに流れるかわかりません。