軽くて柔らかく、薄く伸ばしても破れにくい、扱いやすい銀色の金属です。表面にすぐ目に見えないほど薄い膜ができ、それが内側をさびから守ってくれます。岩石の中にはいくらでもあるのに取り出すのが難しく、その方法が広まるまでは銀よりも高く扱われた時代もありました。
使われ方と研究
アルミ缶・アルミホイル・1円玉に使われる、軽くてさびにくい金属です。
地球の地かくに、最も多く含まれている金属です。
作るのに電気をたくさん使うため、リサイクルするととても省エネになります。
材料の性質は、組み合わせでも変わる
金属は、電気や熱の通しやすさ、光沢、加工のしやすさなどを利用して材料に使われます。ただし、すべての金属が同じ程度に電気を通すわけでも、同じように曲げられるわけでもありません。ほかの元素を加えた合金や、表面の薄い膜によっても性質は変わります。製品でこの元素が使われていても、製品全体が純粋な単体という意味ではありません。
原子番号から分かること
アルミニウムの原子番号は13です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も13個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。