人工的に作られる、寿命(じゅみょう)のとても短い元素です。周期表ではバナジウムやタンタルと同じ列に並び、似た性質を見せるかどうかが調べられています。原子を一つずつ作っては、壊れる前に調べるという、時間との勝負の実験になります。水にとかして調べる実験では、同じ列のニオブに近いふるまいが見られました。
使われ方と研究
研究のために、ほんの数個の原子だけ作られる、人工的に作られる元素です。
名前は、ロシアの研究所がある町ドブナからきています。
少数の原子を調べる研究
この元素は、人工的にごく少数の原子を作って研究されています。周期表での位置は似た性質を考える手がかりになりますが、まとまった試料で測定できていない性質も多くあります。予測と実測を区別して読むことが大切です。
原子番号から分かること
ドブニウムの原子番号は105です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も105個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。この元素の電子配置は予測値を含み、見た目も実測された塊ではありません。