色もにおいもない気体で、周りのものと反応しないことが、そのまま役目になっています。金属をとかしてつなぐ作業では、周りを包んで空気から守る役をつとめます。わたした違息をするたびに吸いこんでいますが、体の中をすどおりしてそのまま出ていきます。
使われ方と研究
ほかのものとほとんど反応しないので、電球の中に入れてフィラメントが長持ちするようにします。
名前は、ギリシャ語で「なまけもの」を意味する言葉からきています。
空気の中では、窒素・酸素に次いで3番目に多い成分です。
反応しにくい仲間
周期表の右端に並ぶ貴ガスは、ほかの物質と反応しにくい元素の仲間です。ただし「絶対に化合物を作らない」という意味ではありません。重い貴ガスでは化合物も知られています。オガネソンのように、普通の気体として観察できていない元素もあり、族が同じでもすべての性質を同じと決めつけることはできません。
原子番号から分かること
アルゴンの原子番号は18です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も18個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。