銀白色の金属で、原子炉(げんしろ)の中でプルトニウムがさらに中性子(ちゅうせいし)を受けて生まれます。出す放射線は紙一枚でさえぎれるので、ごく少ない量をしっかり閉じこめて、空気の変化をとらえる部品に使われています。家の天じょうで火事を見はっている、身近な人工の元素です。
使われ方と研究
煙感知き(火事を知らせる装置)の一部に使われている、人工的に作られる放射性の元素です。
名前はアメリカ大陸からきていて、ヨーロッパにちなむユウロピウムと対になる位置にあります。
わずかな試料から、性質を調べる
アクチノイドは周期表の下の段にまとめられ、どの元素にも安定な同位体がありません。同位体とは、陽子の数が同じで、中性子の数が違う原子です。自然の鉱物に含まれる元素もあれば、研究のためにわずかな量だけ作られる元素もあります。利用や性質を読むときは、どの同位体についての話かも大切になります。
原子番号から分かること
アメリシウムの原子番号は95です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も95個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。