銀白色の金属で、ウランに中性子(ちゅうせいし)が当たったときに生まれます。地球の岩石の中にもごくわずかにありますが、その量はあまりに少なく、ふつうは原子炉(げんしろ)の中で作られます。使い終わった燃料の中にまじっているため、どう分けて扱うかが長く研究されています。
使われ方と研究
ウランから人工的に作られる放射性の元素。おもに研究に使われます。
名前は、わく星の海王星(ネプチューン)からきています。ウランの次にあたるためです。
わずかな試料から、性質を調べる
アクチノイドは周期表の下の段にまとめられ、どの元素にも安定な同位体がありません。同位体とは、陽子の数が同じで、中性子の数が違う原子です。自然の鉱物に含まれる元素もあれば、研究のためにわずかな量だけ作られる元素もあります。利用や性質を読むときは、どの同位体についての話かも大切になります。
原子番号から分かること
ネプツニウムの原子番号は93です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も93個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。