マグネシウムは軽い銀色の金属です。ほかの金属と組み合わせた合金は、自動車や機器の部品にも使われます。海水や鉱物には化合物の形で含まれ、植物の葉緑素の中にもマグネシウムがあります。金属のマグネシウムと、植物に含まれる形は同じ物質ではありません。
使われ方と研究
軽い金属で、ノートパソコンのケースなどに使われます。植物の緑色のもと(葉緑素)にも含まれます。
燃えるとまぶしい白い光を出すので、むかしは写真のフラッシュに使われました。
海水から作る「にがり」に含まれ、とうふを固めるのに役立ちます。
金属と、その元素を含む物質
アルカリ土類金属は周期表の二族に並びます。元素としての名前は同じでも、単体の金属と、その元素を含む化合物では性質が違います。岩石や材料の中に含まれることと、金属のかたまりとして存在することを分けて考えてみましょう。族が同じ元素には似た点がありますが、反応のしやすさや用途は元素ごとに異なります。
原子番号から分かること
マグネシウムの原子番号は12です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も12個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。