銀白色の柔らかい金属で、削った面はやがて黒っぽくくもります。放射線を出しますが、その勢いはとてもゆるやかで、地球が生まれたころの分が今も岩石の中に残っています。ウランよりも多く地中にあるため、これを燃料にする新しい原子力のしく磨研究されています。
使われ方と研究
放射線を出す元素で、新しいタイプの原子力発電の燃料として研究されています。
名前は、北欧神話の雷の神トールからきています。
むかしは、ガスランプの明るく光るあみ(マントル)に使われていました。
わずかな試料から、性質を調べる
アクチノイドは周期表の下の段にまとめられ、どの元素にも安定な同位体がありません。同位体とは、陽子の数が同じで、中性子の数が違う原子です。自然の鉱物に含まれる元素もあれば、研究のためにわずかな量だけ作られる元素もあります。利用や性質を読むときは、どの同位体についての話かも大切になります。
原子番号から分かること
トリウムの原子番号は90です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も90個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。