銀白色の金属で、壊れるときに中性子(ちゅうせいし)をさかんに飛ばすという、めずらしい性質をもっています。そのため、小さなつぶが持ち運べる中性子のもとになり、金属の内側のひび割れをさがしたり、地下の岩の様子を調べたりするのに使われます。つくれる量はごくわずかで、とても高いものです。
使われ方と研究
中性子を出す性質を使って、金属の検査や研究に使われる、人工的に作られる元素です。
名前は、アメリカのカリフォルニア州からきています。
わずかな試料から、性質を調べる
アクチノイドは周期表の下の段にまとめられ、どの元素にも安定な同位体がありません。同位体とは、陽子の数が同じで、中性子の数が違う原子です。自然の鉱物に含まれる元素もあれば、研究のためにわずかな量だけ作られる元素もあります。利用や性質を読むときは、どの同位体についての話かも大切になります。
原子番号から分かること
カリホルニウムの原子番号は98です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も98個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。