銀白色でもろく、金属と非金属のあいだの性質をもつ元素です。地球の岩石の中にはとても少なく、金や銅を取り出すときにわずかに残るものを集めています。カドミウムと結びついた薄い膜は光を電気に変える力が強く、太陽の光を使う仕組みに役立っています。
使われ方と研究
太陽電池や、書きかえできるDVDの記録の部分などに使われます。
名前は、ラテン語で地球を意味する言葉からきています。
金属と非金属の間を考える
この図鑑では半金属の仲間として分類しています。半金属という呼び方は、金属と非金属の中間的な性質を持つ元素をまとめるためのものです。どの元素を含めるかは資料によって違うこともあります。分類名だけで電気の通しやすさや硬さがすべて分かるわけではなく、温度、構造、ほかの元素との組み合わせも関わります。
原子番号から分かること
テルルの原子番号は52です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も52個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。