銀白色の柔らかい金属で、空気に触れると黄色っぽくくもります。炎に入れると深い赤色にもえるため、夜空にひらく花火の赤い部分を作るのに欠かせません。自然の中では貝がらやサンゴにも取り込まれていて、海の記録を読み解く手がかりにもなっています。
使われ方と研究
花火の赤い色を出すのに使われます。
名前は、スコットランドの村ストロンチアンからきています。
カルシウムとよく似たふるまいをするため、骨にたまりやすい性質があります。
金属と、その元素を含む物質
アルカリ土類金属は周期表の二族に並びます。元素としての名前は同じでも、単体の金属と、その元素を含む化合物では性質が違います。岩石や材料の中に含まれることと、金属のかたまりとして存在することを分けて考えてみましょう。族が同じ元素には似た点がありますが、反応のしやすさや用途は元素ごとに異なります。
原子番号から分かること
ストロンチウムの原子番号は38です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も38個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。