白く落ちついた輝きをもち、空気にも酸にもほとんどおかされない金属です。変わらないという性質が好まれ、大切な約束のゆびわに選ばれてきました。同時に、化学の反応をそっと後おしする力にもすぐれていて、車から出る気体をきれいにする仕組みをささえています。
使われ方と研究
プラチナともよばれる高価な金属。アクセサリーや、車の排気ガスをきれいにする部品に使われます。
名前は、スペイン語で「小さな銀」を意味する言葉からきています。
金よりも産出量が少なく、世界でとれる量はごくわずかです。
材料の性質は、組み合わせでも変わる
金属は、電気や熱の通しやすさ、光沢、加工のしやすさなどを利用して材料に使われます。ただし、すべての金属が同じ程度に電気を通すわけでも、同じように曲げられるわけでもありません。ほかの元素を加えた合金や、表面の薄い膜によっても性質は変わります。製品でこの元素が使われていても、製品全体が純粋な単体という意味ではありません。
原子番号から分かること
白金の原子番号は78です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も78個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。