アルカリ金属の仲間で最も重く、もっとも反応しやすいと考えられている元素です。ところが、まとまった量を手にした人はまだいません。地球の岩石の中には、ウランが壊れるとちゅうでほんの一しゅん生まれるだけで、すぐに別の元素へ変わってしまうからです。
使われ方と研究
自然界にごくわずかしかなく、すぐに壊れてしまう放射性の元素。研究のために作られます。
名前は、フランスからきています。
自然にある元素の中では、地球上にもっとも量が少ないとされる元素の一つです。
似た性質を持つ金属の仲間
アルカリ金属は周期表の一族に並ぶ金属です。単体は反応しやすく、自然の中ではほかの元素と結びついた化合物として見つかります。塩や鉱物に含まれる元素と、銀色の金属の単体は同じ物質ではありません。身近な材料の名前と、その中に含まれる元素の名前を区別することが、性質を理解する第一歩です。
原子番号から分かること
フランシウムの原子番号は87です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も87個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。