数個の原子だけが作られる人工の元素です。水銀の真下にならぶことから、同じように気体になりやすいのではないかと考えられ、冷たい金の板に原子がくっつくかどうかを見る実験が行われました。重い原子ほど電子の動きが速くなり、性質が変わることをさぐる場にもなっています。
使われ方と研究
天文学者コペルニクスにちなんだ、研究用に人工的に作られる元素です。
名前のもとになったコペルニクスは、地球が太陽の周りを回ると考えた人物です。
少数の原子を調べる研究
この元素は、人工的にごく少数の原子を作って研究されています。周期表での位置は似た性質を考える手がかりになりますが、まとまった試料で測定できていない性質も多くあります。予測と実測を区別して読むことが大切です。
原子番号から分かること
コペルニシウムの原子番号は112です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も112個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。この元素の電子配置は予測値を含み、見た目も実測された塊ではありません。