鮮やかなレモン色をした、柔らかくてくずれやすい固体です。火をつけると青い炎を上げて燃え、鼻をさす煙を出します。ゴムに混ぜて熱すると、のびちぢみする丈夫な材料に変わることがわかってから、タイヤづくりにも欠かせない元素になりました。
使われ方と研究
温泉のにおいのもと。ゴムを丈夫にしたり、マッチや花火に使われたりします。
火山の近くでは、鮮やかな黄色のかたまりとして見つかります。
たまごがくさったようなにおいは、硫黄と水素の化合物によるものです。
非金属にも、いろいろな姿がある
非金属は、一つの姿や性質だけでまとめられる仲間ではありません。気体も固体もあり、同じ元素でも原子の並び方によって性質が変わることがあります。炭素の黒鉛とダイヤモンドはその例です。原子の種類を知ったら、その原子が単独なのか、分子を作るのか、大きな結晶の一部なのかも考えてみましょう。
原子番号から分かること
硫黄の原子番号は16です。これは原子核に含まれる陽子の数を表します。電気を帯びていない原子では、電子の数も16個です。電子を失ったり受け取ったりするとイオンになりますが、陽子の数が変わらなければ元素の種類は変わりません。
原子模型の輪は、電子の数を殻ごとに見分けるための模式図です。実際の電子が決まった円の線の上を回っているという意味ではありません。一つの原子の仕組みと、多くの原子が集まった材料の性質は、分けて考える必要があります。